こんにちは!あきらです。
今日は、私が昨年のクリスマスに計画した、
“とっておきのサプライズ”
についてお話ししたいと思います。
パパの密かな野望
「今年こそは、子どもたちに特別な思い出を作ってあげたい!」
そう考えていた矢先、
テレビで見かけたケーキ作りの番組。
子どもたちが楽しそうにデコレーションしている姿を見て、
すぐにピーンときました。「これだ!」
実は私、料理はそれほど得意ではないんです。
でも、子どもたちと一緒にケーキを作る。
それも、デコレーションを完全に子どもたちの自由にさせる。
これなら、きっと素敵な思い出になるはず!
準備は念入りに!
まずは、妻には内緒で準備を始めることに。これがなかなか大変でした(笑)
・市販のスポンジケーキを2個(失敗した時の予備として)
・生クリーム(絞り出しやすい市販のホイップクリーム)
・いちご、みかん、バナナなどのフルーツ
・チョコペン3色セット
・クリスマス用の飾り(ツリー型のチョコレートなど)
・100均で見つけたかわいいトッピング類
・使い捨ての絞り袋セット
買い物かごいっぱいの材料を、
出社前に近所のスーパーで買い込みました。
レジの店員さんに
「奥様、喜ばれますよ」と言われて、思わず苦笑い。
「いえいえ、子どもたちのサプライズなんです」と説明すると、
「素敵なパパさんですね!」と言っていただき、
なんだか少しドキドキ。
いよいよ本番!朝からのドタバタ
クリスマスイブの朝。妻は早朝から実家に行く予定があり、
これ幸いとばかりに作戦開始!
長男(6年生)と長女(2年生)はまだ寝ています。
こっそりキッチンで準備を始めようとしたその時…
「パパ、何してるの?」
いけない!準備の音で長女が起きてしまったようです。
でも、むしろこれはチャンス!
「実はね、今日はみんなでケーキを作ろうと思って…」
すると長女の目が輝き始めました。
「わぁい!私も手伝う!」という声に長男も起きてきて、
「僕も!」と言い出す始末。
予想外の展開に焦りながらも…
正直、私の計画では、ある程度形になったケーキを用意してから
子どもたちを起こすつもりだったんです。
でも、この予想外の展開。
むしろ、最初から子どもたちと一緒に作る方が楽しそうじゃありませんか。
さっそく、作戦変更!
・エプロンを3人分用意
・新聞紙でテーブルを保護
・材料を全部並べて、何から始めるか相談
「まずはクリームをたっぷり塗ろう!」
「いちごはどうやって切る?」
「チョコペンで文字も書きたい!」
子どもたちのアイデアが次々と飛び出してきます。
失敗続きだけど、それが楽しい!
もちろん、順調にはいきませんでした。
・クリームを塗るのが難しくて、スポンジがボロボロに
・フルーツの配置が偏ってしまう
・チョコペンの文字が曲がりまくり
でも、不思議なことに、誰も気にしていないんです。
むしろ、失敗するたびに笑いが起きて、
「次はこうしてみよう!」と新しいアイデアが生まれる。
長男が「パパ、ここにサンタさん書いてみようよ」
と言えば、長女が「私は星を描きたい!」
と言い出す。
そんな会話が尽きることなく続きました。
予想以上の盛り上がりに感動
気づけば、キッチンは粉砂糖まみれ、
クリームだらけ。でも、子どもたちの顔は満面の笑顔です。
長男が「パパ、これ毎年やろうよ!」
長女も「来年は私がもっと上手に作れるようになるよ!」
この言葉を聞いた時、正直、胸が熱くなりました。
妻の帰宅と最高の瞬間
そして、妻が帰宅。キッチンの惨状を見て最初は驚いていましたが、
子どもたちが嬉しそうに説明する様子を見て、
優しい笑顔を見せてくれました。
「まぁ、素敵なサプライズね。みんなで作ったケーキ、とても愛おしく見えるわ」
確かに見た目は完璧とは言えません。
でも、このでこぼこ、不揃いな装飾の一つ一つに、
子どもたちの笑顔と思い出が詰まっているんです。
我が家の新しいクリスマス伝統の誕生
この経験から、私は大切なことに気づきました。
完璧なケーキを作ることより、
家族で一緒に楽しむ時間を作ること。
それこそが、本当の意味でのクリスマスの過ごし方なのかもしれません。
これからは、
「パパと子どもたちの手作りケーキ」が、
我が家の新しいクリスマス伝統になりそうです。
まとめ、パパたちへのメッセージ
同じように子どもたちへのサプライズを考えているパパさんたち。
完璧を求める必要はありません。
むしろ、ちょっとした失敗や予想外の展開が、
かけがえのない思い出になるんです。
こんなポイントを意識するだけで、素敵な思い出作りができますよ
・子どもたちのペースに合わせる
料理の手順や時間配分にこだわりすぎず、
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切にしましょう。
失敗してもいい、時間がかかってもいい。
それが子どもたちの自信につながります。
・安全面だけは要チェック
楽しい反面、熱いものや刃物には気をつけましょう。
これだけは私たちパパの重要な役目です。
子どもたちが安心して創造力を発揮できる
環境を整えてあげることが大切ですね。
・写真を撮ることをお忘れなく
作っている最中の笑顔、完成したケーキとの記念写真。
数年後に見返した時、
きっと素敵な思い出として蘇ってくるはずです。
・コミュニケーションの機会として
ケーキ作りをしながら、学校の話や友達の話など、
普段聞けないような話を子どもたちとできるかもしれません。
そんな何気ない会話も、大切な親子の時間になりますよ。
・新しい伝統の始まりに
毎年恒例の行事として定着させれば、
子どもたちの成長と共に腕前も上がっていくはず。
その過程を見守れるのも、親としての幸せですね。
私自身、今回の経験で気づいたのは、
子育ての醍醐味って案外こういうところにあるんじゃないかということ。
完璧な結果を求めるよりも、
一緒に試行錯誤する過程こそが、かけがえのない思い出になるんです。
これを読んでくださっている
パパさんたち、まずは気軽な気持ちで始めてみませんか?
きっと、素敵なクリスマスの思い出が作れると信じています。
そして、ママさんたちも、パパの少し頼りない奮闘を、
温かく見守っていただけたら嬉しいです(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!